進級制作-24 撮影準備

こまごました足りないものを、急ぎ急ぎ作っていきます。
驚いた神様Aの頭部。作りたては髪の毛がたってるので、驚いたというよりは、怖いです、あなたが。


体をクレイで作ったのですが、これがクセモノでした。
足には鉛板が入っていますが、クレイでくるまれている部分は虫ピンをさしてもあんまり効果がない。
かつ、クレイのボディは重量があるので、体を斜めにさせると、足を虫ピンで刺したくらいでは支えきれないのです。


虫ピンはあきらめ、粘土は吸着率もあるし・・、そもそも床を作っている時間もない・・・!ということで床にはコルクをひきませんでした。
フローリングの床そのもの。


クレイで作る場合は、もう少しキャラクターを小さくしたほうがいいのかもしれません。


もはや、この段階では試行錯誤する時間もありません。
ちょっとした歩く動作でさえも、この神様たち、ちっとも自立してくれません。
というわけで、飛ぶシーン用に作った吊り棒で、吊る、吊る。
手足に手グスを巻いて、吊り棒にガムテでとめていきます。


ぽってりしたお腹やぷりっとしたおしり、ふくらはぎなどを表現したかったので、フォームラバー(失敗)→クレイと、選んだのですが、クレイもむずかしいですね・・・・
しかも、動かすたびに造型が変わりやすいので、腕の形もだんだんいい加減になっていきます。
かつ、汚れやすい。うーむ。世の中のクレイアニメ職人はどのようにやっているのか、見学してみたい。


キャラクターはなるべく軽い材料を使ったほうがアニメーションしやすいんだなー。
と、頭を抱える撮影期間でした。