進級制作2-1 開始


さて、目標7月、最終的には8月の広島国際アニメーションフェスティバルに間に合うように(出品するわけではない(笑))、「まれびと」を完成させるべく、制作に・・・・


入っているはずなのですが、なにせ進級制作のために12〜2月上旬はがっつり仕事を休んでしまったので、+今年度はローン申し込みが遅れ、学費が一括引き落としになってしまったため、お金を稼ぐために大変なしがない個人事業主です。
また、今年度は卒制着手要件を満たすために課題提出で大変。
というわけで順調に制作遅れています。


最初は、表情をつけないつもりでしたが、やっぱりストーリーがコミカルなので、表情がないのはなかなかにむずかしいです。
髪に人工毛使っているので、頭部の入れ替えでは、まったく同じものを作るのはむずかしいため、これまたむずかしい。
そうすると、顔の取り外しかなあと思い、取り外すための工夫としてアルミ線とか買ったりいろいろしてたんですけど・・


最近、子供の頃に見たサンリオの「くるみ割り人形」をDISCUS (TSUTAYAのネットレンタル)で借りました。
すごくすごく、怖いイメージがあったのですが、作品紹介を見るととっても明るいガラスの国のようなイメージの写真があり、内容もファンタジック。
はて、あれは本当に怖くない映画だったのだろうかと確かめてみたかったです。


でもね、あとからamazonの書評を読んだら、やっぱり小さな子供には怖い作品のようです(笑)。怖かったという思い出を語る人あり、とあるお母さんは子供に見せたら、3〜4歳の子供は泣いて逃げ、7歳の子供だけが食いいるように見ていたとか。


で、結果としてはいろいろつっこみどころ満載なので、またの機会に感想を書くことにして、とてもいい参考になりました。
主人公の女の子は人工毛を使った、とても精巧な縦ロールの髪型です。(時代がしのばれますw)
でもとてもなめらかに口が動くのです。ひたいの後れ毛ひとつ変化しないで。しかも口はとても立体的で、きれいな形をしているのに。


これはどうやってるのだろうか・・・・とものすごく見つめてしまいました。結論としては、上唇は立体的なのですが、その下は平面的なのです。つまり、下唇は平面の紙?のようなものを張り替えているんですね。色が暗いので平面なのですが、ちゃんとくぼんでいるように錯覚します。
上唇より下を張り替えることで、頭部を入れ替えず、口を動かすアニメーションをしていたのですね。
ふむむー!なるほど!


私の「まれびと」も口は立体的にしたままで動かしかったから、これは使えそうです。上唇の下は平らに造型すればできそうですね。


写真は、まだ粘土を盛り付けただけで、やすりで調整もしていない作り途中の頭部。

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